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突撃!YunBoのロボット体験記!

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レポート6

髙丸工業(株)さんのロボットセンターを見てきたよ!その1 ~企業訪問シリーズ②~

 
 ユンボのロボット体験記、企業訪問シリーズ2回目ですよ!今回は、兵庫県西宮市朝凪町にある「髙丸工業さん」におじゃましてきました!朝凪町ってなんか素敵な響きですよね。西宮駅前からバスに乗って到着。朝凪町には髙丸工業さんの工場と併設して関連会社「ロボットテクニカルセンター」があります。事務所では総務部のみなさんが待っていてくださいました!早速色々お話をうかがい、まずはどんな会社なのか教えていただきました。

 髙丸工業さんは、髙丸正社長が創業者の先代の起こした自動機械製造会社を引き継いでから一貫して産業用ロボットのシステムに携わってこられたそうです。ロボットが様々な工場や生産ラインなどの多くの場所で活躍できるよう企画、設計、製造、販売からメンテナンスまで行うシステムインテグレータとして、多くのロボットシステムを構築しています。本日は残念ながらお会いできませんでしたが、みなさんのお話を聞いていて感じたのは髙丸社長はとても熱く、ものづくりに情熱を捧げているのだと分かってきました。事務所の壁をふと見上げた時に大きな黒い羽のような物が目に入りました。髙丸社長が「鳥人間コンテスト」に出場し79m以上も空を飛んだ時の物だそうです。パイロットとして空を飛んでいる写真もあります。しかも5回も出場しているそうでびっくりしました!(右下写真)


<鳥人間コンテスト出場機のプロペラ>
 そんな髙丸社長は「中小企業へのロボット導入は、ロボット人材の育成から」という持論により、「ロボットテクニカルセンター」をつくり、そこで各種セミナーや見学会、企業向けのロボットスクール等を開催しています。中でも、就業前の高校生や大学生を対象とした「ロボットって何?」セミナーや学校向け見学会を積極的に行って人材育成に力を入れています。また、「産業用ロボット安全特別教育講習」は、実際に企業等で産業用ロボットの教示や検査等の作業に携わる作業者には受講が義務付けられています。教示とはティーチングとも言い、プログラムを作ってロボットを実際に動かすことです。自分のプログラムのとおりにロボット達が動いてくれるなんて、ワクワクしますよね。

 受講後は「労働安全衛生規則第31号・第32号」で定められた修了証が発行され、ロボットの業務に携わることが認められるのです。安全特別講習・・・うーん、やっぱりロボットって大きかったり、動きが複雑だったりするから危ないのかなぁ?ちょっと心配になります。確かにロボットが勝手に動き出したり、予定と違う事を始めたら怖いですよね?そのためにもきちんとロボットのことを知って、どうすればロボットが安全に動いて人間とともに働けるか、そのために必要な講習なのだそうです。なるほど!
 今日はちょうどロボット安全特別教育の実技講習が行われていて、それを見学させていただけることになりました。事務所で黄色のヘルメットをお借りして、早速敷地内の大きな工場へと向かいました。 工場は広く、天井がとても高い大きなもので、中に入るとずっと奥までいくつものロボットが見えました。ユンボはこれから出会えるロボットのことを考え、ワクワクしています。工場の端の一角に「ロボットテクニカルセンター」があり、机とイスが並んだセミナールームと、その横には透明のシートで仕切られたロボット実演場があります。実演場内では、数名の受講者が黄色いヘルメットをかぶって講習を受けています。
 1名のインストラクター、ロボットオペレーターにつき1度に5名程度のグループ受講なので、一人ひとり丁寧に、実際に機材に触れ、ロボットの動きを間近で見ながら体験し学ぶことができます。講習の合間にインストラクターの弓山さんに中に入れていただき、撮影をすることができました。4名ずつ2組に別れ、多関節ロボットの動かし方を習っています。大きなコントローラー上に必要な情報を入力するとロボットの動きに反映すると説明がありました。ちょっと、大きなゲーム機のようにも思えます。(右上写真)

 また、シートの中には実技講習用ロボットが、シートの外側にはデモンストレーションやテストに使うロボットがたくさん並んでいるのですが、その種類は様々で、各ロボットメーカーの主要な機種を揃えてあります。事前にどのメーカーのロボットで講習を受けるか選ぶことができます。また、産業用ロボットの需要にあわせて、代表的な各種業務のデモンストレーションが見学、体験できるように工夫がされています。講習の邪魔にならないよう少しだけ見学させていただきましたが、いつか、ユンボ自身も実際に講習を受けてみたいなぁ~と思いました。
 実演場に常設された他のロボットもいくつか紹介しておきます。白い双腕の人協働ロボットが、二本の腕を上手に使いワークを前にあるローラーを滑らせ移動させたり、細かい作業でワークの縁を削ったりします。その作業はすごく正確に細い軌道を描いていきます。(左下写真)
 隣のやや小さめの青い多関節ロボットは前に置かれた研磨機の作業用ケースの穴にアームを挿し入れて作業を行なうそうです。それまでは人が腕を入れて行っていた作業をロボットに置き換えると、熟練工さんでなくても仕上がりが均一になるのです。(真中下写真)
黄色のパラレルリンクロボットは、サイコロを振り、カメラが出た目とボールの位置を認識して、出た目の数だけボールを拾ってケースに並べます。(右下写真)
 ごめんなさい、実演場の外から撮った写真は反射が多くて見え難く、ちゃんと分からないかもしれません。これらのロボットは、それぞれの特徴を活かして、どんな作業がどのように出来るのか、デモンストレーションで見せてくれるのです。ロボットスクールでは必要なロボットで学ぶことが出来るのです。

 さて、前編はここまでにしておきます。後編では、広い工場の中にある大きなロボットのこと、髙丸工業さんの取組みなどをご紹介したいと思います。では、お楽しみに!!
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