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突撃!YunBoのロボット体験記!

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レポート2

ドキドキ!始めてロボットに触ってみた!~スマートファクトリーJapan2017~

 
 さて、第1弾と同じ日の同じ東京ビッグサイトで別の展示会があったのでそちらも見学してきました。報告は第2弾ですが報告者は変わらず初心者YunBoです。今回の展示会は「スマートファクトリーJapan2017」です。こちらにもロボットなどが出展されており、またその関連展示が色々見られましたので、あわせてご報告いたします。こちらは、製造現場や生産管理の先進化と効率化をめざし、様々な分野の企業や団体が出展しています。バイオマスやアグリといった環境に関わる展示も多く興味深かったのですが、今回はロボットに焦点を絞って見学してきました。
 まず、展示場奥にひときわ目立つ黄色の大きなロボットが見えました。やはりFANUCの多関節ロボットです。アクリルに囲まれたスペースの中、見上げるほどの大きさで、まるで恐竜の首のように大きく長いアームをギュンギュンと振り回して激しい動きを見せては周囲の見学者を驚かせています。
 ロボットは前の床に置かれたケースにバラ積みされた不定形のワークをカメラで確認、大きなアームの先端を器用に動かしては、ワークを把持して隣のケースへ移していきます。繰り返し行うと、掴み損ねたり落としてしまったりすることもあります。すると、カメラの目は把持し難い位置や角度を記憶して、効率のよい動きで作業を行うそうです。デモンストレーションで動いているため、実際の作業現場とは違うのでしょうけれど、把持に失敗した時など、何だかシュンとした感じに見えたりします。
 それから、ORiN協議会のブースへ行くと、生産システムのネットワーク化等について初歩的な(笑)説明を受けました。野菜販売計画の栽培管理に使われるシステムを紹介しており、様々な分野での活用が可能ということです。そこに展示しているDENSOの小さい多関節ロボットも見せてもらいました。プログラムによってロボットの動く早さを何段階にも変えながら、非常に滑らかな動きを間近で見ることが出来て、そのスピードはあまり速くなると危ない程で、用途や作業に応じて変えているそうです。
 奥へ移動すると小さめの小間が並ぶ「サービスロボット・メカトロブース」というコーナーがあり、神奈川県の企業や団体が集まっています。神奈川県はそこは、大きな広い意味でのロボットに関わる展示が色々となされていました。小さな部品メーカーでも高い技術を持ち高性能な製品作りを行っている事などが紹介されています。 例えば、非常に軽いアルミのネジを開発しロボット等に使用し重量を抑えるとか、機械装置の組立のはんだ付けの高度な技術等が航空・宇宙機器やロボットに活かされています。はんだ付けの職人さんが技術を活かした作品です。
 悪環境でも作動可能なモーター類や、凍結防止など見えない場所で働いているヒーター等など。そしてこれもロボット?と思う物もたくさん見つけました。細いワイヤーで吊られて動く物体。スポーツの試合を真上から写すカメラの仕組みだそうです。(写真左)
 白い小さな卵が立っているようなフォルムの警備ロボットは巡回しながら不審物を見つけるなど、東京オリンピックでの役割が期待されているそうです。(写真右)
 さて、今回の見学では最後に貴重な経験をしてきました。日本バイナリーのブースではユニバーサルロボットの動くところをみました。どこかスタイリッシュでコンパクトです。そして安全な協働ロボットとして柵は不要との事です。そのロボットに取り付けるハンド類も色々展示されておりました。そのハンドに手を掴んでもらったのです。初めて、動くロボットに触ったのです。握手です!(笑)ハンドの指がカクカクと曲がり、痛くはありませんが、意外としっかり捕まれてちょっとびっくり。ふーん、こんな感じなんだ!自分が掴まれている写真が撮れずちょっと残念でした。
 さて、今回はこの辺で!次回はどんなロボットに会えるでしょうか。お楽しみに!



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