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突撃!YunBoのロボット体験記!

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レポート1

初めてのロボット!展示会に行ってみた!!~JISSO PROTEC2017~

 
 はじめまして!YunBoと申します。ロボットに関わり始めてようやく3ヶ月半ほど経ちました。ただいま、絶賛勉強中でございます。しかし、事務処理中心の毎日では、なかなか動いているロボットに接することがありません。そんな私に、とうとう本物のロボットを見に行く機会が訪れたのです。H29/6/7~6/9の3日間、有明の東京ビッグサイトで大規模な展示会が開催されました。「ぜひともロボットが動くところを間近で見たい!」と思い、広い展示会場のロボットが展示されているところにお邪魔してきました。どんなロボットと出会えたのか、ご報告してみたいと思います!
 まず、「電子機器2017トータルソリューション展」広い会場内では同時にいくつも展示会が行われておりましたが、「JISSO PROTEC2017」多くの新しい実装機の企画展示です。 しかし目指すはロボット!早速、ロボット関連のブースへ。まず、目に飛び込んだのはKAWASAKIの白いブース前に並んだ4基のロボットです。ブースの奥にも2基見えます。ちょうどプレゼンテーションが始まり、双腕スカラロボットduAro が次々と両腕を動かして、器用な様子で作業を始めました。前に置かれた基板へ、非常に小さな部品を挿入するのですが、部品を持たない手の先でちょこっと支え、他の部品に接触しないように気をつけているのです。少し大きな部品も左右の腕を交互に動かして効率よく、そして非常に丁寧に作業が進みます。ものすごいスピードという訳ではなく、人間の作業が正確に進んでいる、という感じです。6基のロボットがみな違う作業をこなし、黙々と動く様子を見ているとまるで人間のように見えてくるので不思議です。
 会場内では、実装機があちこちで実際に動いて見せてくれていましたが、小さな基板へ細かい作業を高速で行っていあるものが目立ちます。正確に高速で次々作業をこなしていきます。そんな中、黄色いロボットが動いているブースがありました。透明なケース内で、吊り下げた腕を動かしてパラレルリンクロボットが、コンベアを流れてくる部品を取り出し、ケースに規則正しく並べていきます。腕の先のハンドが正確に無駄なく動いています。特徴的な黄色が目立つFANUCのゲンコツロボットです。
 隣では緑色をしたコンパクトな垂直多関節ロボットが、やはり実装作業を行っています。このロボットは「安全」が特徴で、それを示す緑色。柵を必要とせず、人間と同じ環境で働き誰かとぶつかれば自動的に停止し、さらに作業の場所へ自走するようプログラムされているそうです。人間と一緒に働くための色々な工夫がなされているのですね。
 他にも有名な大企業の大きなブースにはたくさん機械が並び、時間になるとプレゼンテーションが始まり大画面で実装機の特徴を説明し、動いている場面を見せてくれています。実装機などと混じって所々に見て分かるロボットが展示されています。ロボットの写真を撮ってもよいところは限られていますが、質問すると動かして見せてくれます。HIWINというメーカーのブースでは、直角座標ロボット(単軸ロボット)の動いているところを見ることが出来ました。単軸ロボットは動きの範囲が限られている分、正確に早い動きを繰り返します。本日見てきた実装機類には、多くこの仕組みが使われていたのだと確認出来ました。 デモで展示しているロボットは安定感のあるところを見せるためにワイングラスを載せて動いているものもありました。また、多関節ロボットがアームの先に丸いバフを装着し自動車のような形の金属を磨いているものもありました。
 大きなアームを動かして小さな小さな部品をつまんで非常に繊細な作業を行ったり、ものすごい高速で繰り返し作業を行ったり、ロボットがカメラの目で細かい検査を行ったりと、場面に応じて様々な利用方法があるのだと改めて感じました。他にも色々とロボットが展示されており、企業の方が実際にロボットを動かし作業内容やシステムの特徴を話してくださいました。実装関連ですから基板へ部品を挿入したり、出来上がった基板を棚へ収納したり、役割は様々でした。写真がなくて紹介できなくて残念ですが、どのロボットも興味深く拝見しました。各企業の皆様ありがとうございました。 さて、初めてのロボット体験は、何だかあっという間でした。動くロボットがどれもなんとなく人間に見えてしまうような、機械なのに親しみが持てるのです。実際に工場などで一緒に作業をしていたら、きっと名前を付けて、仕事のできる仲間として可愛がってしまうかなぁと感じました。本当に初心者の感想ですが、今後もご報告させてください!
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