ロボット活用事例

店頭における生餃子トレイ詰め工程にロボット導入

店頭における生餃子トレイ詰め工程にロボット導入

企業種別:大企業
業種:飲食・宿泊
導入目的: 作業環境改善 省人化、省力化
用途: 食品加工 ピッキング
  • 小売店舗店頭における生餃子トレイ詰め工程にロボット導入。
  • クリーンかつ近代的な食品製造過程のアピールと人的経費の削減を狙う。
概要
 従来にない小売店舗店頭におけるロボットを使用した製品供給サービスを「ぎょうざプロジェクト」として行った。①クリーンかつ近代的な食品製造過程のアピール、②省力化による人的経費の削減、③食小売に対する先進性の普及効果、を狙ったものである。
 具体的な自動化内容は、ヒト協調型の次世代双腕ロボットを使用して、餃子成形機から排出される「生餃子」をピッキングし、トレイ上に並べ、並べ終わるとトレイを完成品置き場に移動するというものである。
 現在のところ、店外からも見える位置に配置し、食品製造過程のアピールを十分に行うことができている。しかし、スペース的な観点からロボットの動作を発揮できず作業者の手助けが必要となっており省力化による人的経費の削減までは至っていない。この経験を元に、今後スペースに十分配慮した店舗にて実証を継続予定である。
導入前

作業者が手作業で、ぎょうざをピッキング
導入後
 
ロボットで、ぎょうざをピッキング

ロボットがぎょうざを配列する

双腕が干渉しないように、ぎょうざを配列
導入企業 ロボットシステムインテグレータ ロボットメーカー
(株)リンガーハット サンビット(株)
ABB社
ロボット名:
YuMi IRB14000-5
労働生産性 2倍
   人数  2人 -> 1人
 労働時間  4時間 -> 4時間
 生産量  3600個 -> 3600個
その他の効果 衛生面の向上, 体力面の向上
事業規模 12.8百万円