ロボット活用事例

弁当製造における中皿容器蓋かけ工程にロボット導入

弁当製造における中皿容器蓋かけ工程にロボット導入

企業種別:中小企業
業種:食料品
導入目的: 省人化、省力化 労働生産性の向上
用途:
  • 人手に頼っている弁当製造工程における中皿容器蓋かけ作業にロボットを導入。
  • 当該工程の完全自動化により大きく作業負荷を軽減、作業者の満足度も向上。
概要
 従来、人手による単純作業となっていた工程を自動化し、省人化を図ることで、生産性を向上させる。また、チルド環境(15℃以下)での作業となるため、作業者への環境負担も大きく、自動化を図ることで、重労働からの解放による従業員満足度の向上を目指すために自動化に踏み切った。
 自動化の対象は、お弁当の中皿容器蓋かけ工程。上流から流れてくる、惣菜の入った容器に自動で蓋かけを行い、その後その容器を御飯容器へ自動でセットする。また、仕上がった製品を指定の通箱へ自動で入れ込むシステムとした。
 ロボットの導入により、30名の作業員のうち8名を削減することに成功した。
 当プロジェクトを進めるに当たり、誤解や後要望が出てきてしまった部分があったので、次回は現場との関わりをもっと深く持ち、さらにスムーズな自動化を図っていきたい。
導入前

人手により商品(中皿容器)に蓋を掛け、中皿容器と御飯が入った容器を組み合わせる
導入後
 
蓋を自動切だしを行い、自動ピッキングする

ピッキングした蓋を、中皿容器へ自動蓋かけをする

蓋を掛けた中皿容器を、そのままピッキングし、御飯容器へ乗せる
導入企業 ロボットシステムインテグレータ ロボットメーカー
(株)武蔵野 (株)武蔵野SQUSE
スキューズ(株)
スキューズ(株)
ロボット名:
ASD-1100
労働生産性 1.25倍
   人数  30人 -> 22人
 労働時間  時間 -> 時間
 生産量  個 -> 個
その他の効果 過酷作業の代替/支援
事業規模 312.3百万円