ロボット活用事例

美容小物のプレス加工工程にロボット導入

美容小物のプレス加工工程にロボット導入

企業種別:中小企業
業種:金属製品
導入目的: 稼働率向上 品質の向上・安定化
用途: ハンドリング
  • 手作業で行っていた美容小物のプレス加工工程にロボットを導入し、製品品質の向上・組立後の不良率の削減を実現。
概要
 線材を5回プレス加工してビューラー(美容小物)の部品を製作している。
 現在の加工方法では、品質面で寸法に正確につくれなかった。また不良品のチェックが十分でなく、不良品による工程内トラブルが発生していた。
 そこで、プレス工程の投入・排出・検査に、ロボットを導入し、1台のロボットが投入・排出・検査を行うようにした。さらに、画像処理により検査し、不良品を排出するようにした。
 これにより、加工精度・各検査工程での形状精度の向上、組み立て後の不良率の削減を実現した。
 スピードの向上、ライン長の短縮が次ステップの課題である。
導入前

作業者が単純作業のプレス加工。作業者が5人必要
導入後
 
単純作業のプレス加工を作業者1人で行う

ワークを掴み、プレスに投入する

プレスから加工後ワークを掴み検査後、次工程またはNGシュートに排出する
導入企業 ロボットシステムインテグレータ ロボットメーカー
(有)船戸工業 (株)山和精工
ファナック(株)
ロボット名:
LR-Mate200iD
労働生産性 8倍
   人数  5人 -> 1人
 労働時間  時間 -> 時間
 生産量  1440個 -> 2400個
その他の効果 生産の柔軟性向上, 品質の向上
事業規模 25.1百万円